本研究では,熱溶解積層方式 3D プリンタを G-code で直接制御することで,封蝋表現を実現する手法を提案する.具体的には,ノズルの温度をフィラメントの適正温度よりも高温に設定し,一箇所に多量のフィラメントを押し出す.次に,手動または自動で型をフィラメントへ押し込むことで,樹脂を封蝋のように固定する.
作例と制作手順
発表
菊地 勇斗, 塚田 浩二. 3Dプリンタを用いた封蝋表現手法の研究. エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2023論文集, pp. 270-278. 2023-09-02. [PDF]【特選セッション発表認定】
Tomohiro Kawatani, Koji Tsukada, and Kazutaka Kurihara. IoTeach:Learning Support System for IoT Programming by Integrating Real Devices and Sequential Contents. In Companion Proceedings of the 28th International Conference on Intelligent User Interfaces (IUI ’23 Companion). pp.16–20. 2023-03. https://doi.org/10.1145/3581754.3584121
3D プリンターを活用したモノづくりの中で,複数の部品が組み合わさって動く立体物を一回でプリントする「一体造形手法」が用いられることがある.これは,組立作業が不要なため,「時間/手間のコストを抑えながら試作検証ができる」,「入れ子構造のような複雑な形状を制作できる」等のメリットがある.しかし,造形を成功させるためには,部品間の隙間を適切に設けたり,サポート材を除去しやすい形状や出力設定を模索したりと,設計/出力時に配慮すべき点が多い.この試行錯誤には手間と時間を要するため,初心者には難しい手法であった.そこで本研究では,3D プリンターを用いた一体造形に適する機構設計を試みる.