大規模言語モデルを用いた日本語ラップ創作支援システム

近年ラップ(HIPHOP)は世界的に人気のある音楽ジャンルであり,J-POP など別ジャンルにおいても,歌詞の一部にラップや押韻表現を取り入れる例が増えている.ラップ歌詞(Verse)の作成は,意味的な表現に加えて,押韻表現(Rhyme)を組み合わせる必要があるため,難易度が高い.
そこで,本研究では Verse 生成の初級者を対象として,任意のキーワードを入力として,大規模言語モデルを介して,意味表現・押韻表現を備えた Verse を生成する創作支援システムを提案する.キーワードの入力やシステムの提示する歌詞候補からの選択を対話的に行うことで,歌詞のテーマやユーザの意思を反映した一貫性のある Verse の生成を目指す.

左:通常の歌詞作成と Rhyme 表現を用いた歌詞作成手順の比較.
右:システム画面の一例.

発表

  • 廣 晴輔, 塚田 浩二. 大規模言語モデルを用いた日本語ラップ創作支援システム. インタラクション2024論文集, インタラクティブ発表, 1B-54, pp.416-419. 2024-3. [PDF]

音を用いたカジュアルな遠隔コミュニケーションの拡張

Skype や Zoom 等に代表されるビデオ会議システムは会議等のフォーマルな場面だけでなくオンライン飲み会などのカジュアルな場面で利用されることが増えてきた.こうした場面では,細かな感情や雰囲気が共有されにくいことや,自宅から参加できることから辞め時が難しいといった様々な課題が生じてくる.本研究では,オンライン飲み会のような複数人でのカジュアルな遠隔コミュニケーション場面において,ユーザが任意のタイミングで効果音を挿入でき,かつ遠隔コミュニケーション中の発話数によってBGM のテンポを自動で調整するシステムを作成した.さらに,評価実験を通してシステムによるコミュニケーションへの影響やユーザの主観的な印象などを調査した.

発表

  • 綿谷 晃太郎, 塚田 浩二. 動的な音を用いたカジュアルな遠隔コミュニケーションの拡張. 情報処理学会研究報告, 2023-HCI-202(16), pp.1-8. 2023-3. [PDF]
  • 綿谷 晃太郎, 塚田 浩二. 音を用いたカジュアルな遠隔コミュニケーションの拡張. 情報処理学会研究報告, 2021-HCI-194(11), pp.1-7, 2021-08. [PDF] 【HCI研究会 2021年度学生奨励賞】

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