音を用いたカジュアルな遠隔コミュニケーションの拡張

Skype や Zoom 等に代表されるビデオ会議システムは,会議等のフォーマルな場面だけでなく,オンライン飲み会等のカジュアルな場面でも利用されることが増えてきた.こうした場面では,細かな感情や雰囲気が共有されにくい,自宅から参加できることから辞め時が難しいといった,遠隔コミュニケーションの特性や社会的な問題が絡み合って様々な課題が生じてくる.
本研究では,オンライン飲み会のような複数人でのカジュアルな遠隔コミュニケーション場面において,参加者の身振りや行動,雰囲気をきっかけに効果音やBGMなどのアンビエントな情報を付加することで,上述したような問題を軽減しつつ,魅力的な体験を生み出すことを目指す.こうしたカジュアルな遠隔コミュニケーション場面での効果音付与の可能性を探るために,Zoom 等のビデオ会議中に事前登録した任意の音を再生できる GUI アプリケーションを実装した.このアプリケーションを用いた評価実験を通して,効果音等の印象やコミュニケーションへの影響を調査した.

音提示アプリケーションの画面例(左)と,zoomを用いた評価実験の様子(右)

発表

  • 綿谷 晃太郎, 塚田 浩二. 音を用いたカジュアルな遠隔コミュニケーションの拡張. 情報処理学会研究報告, 2021-HCI-194(11), pp.1-7, 2021-08. [PDF] 【HCI研究会 学生奨励賞】
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