残像ディスプレイは,LED アレイ等を空間上で移動させることで残像を用いて情報提示する仕組みであり,自転車の車輪/扇風機等の多様な残像ディスプレイが提案されている.本研究では,日本の伝統的な玩具である独楽に残像ディスプレイを搭載して,インタラクティブな独楽遊びを支援するシステムを提案する.独楽には複数の LED マトリクスが搭載されており,静止時/回転時に異なる映像を提示する.さらに,内蔵の慣性センサを用いて,独楽同士の衝突等を検出して,インタラクティブな演出を付与できる.
LED アレイ等を用いた残像ディスプレイは,浮遊感のある特徴的な映像表現等から幅広く利用されているが,インタラクティブ性に乏しいという制約があった.本研究では,スマートフォンと独自の回転ユニットを搭載したケース,及び専用アプリケーションを組み合わせて,インタラクティブな回転式残像ディスプレイを提案/試作する.さらに,様々なアプリケーションの実装を通して,残像ディスプレイを通した新しい体験やインタラクション手法の構築を目指す.
提案システムのコンセプト
発表
Yura Tamai, Maho Oki, and Koji Tsukada. POV Display and Interaction Methods extending Smartphone. In Augmented Humans Conference 2021 (AHs’21). pp.183–191. 2021. [PDF]