残像ディスプレイは,LED アレイ等を空間上で移動させることで残像を用いて情報提示する仕組みであり,自転車の車輪/扇風機等の多様な残像ディスプレイが提案されている.本研究では,日本の伝統的な玩具である独楽に残像ディスプレイを搭載して,インタラクティブな独楽遊びを支援するシステムを提案する.独楽には複数の LED マトリクスが搭載されており,静止時/回転時に異なる映像を提示する.さらに,内蔵の慣性センサを用いて,独楽同士の衝突等を検出して,インタラクティブな演出を付与できる.


対戦ゲームモードでは,2台の独楽が回転中に衝突すると特殊な残像が表れ,停止後は勝敗結果を表示する.
発表
- 澤谷 樹,塚田 浩二. インタラクティブな独楽型残像ディスプレイの提案. 日本ソフトウェア科学会 WISS2025 予稿集, デモ発表 3-C19. 2025-12. [PDF]





