近年,ロボットの開発が進み,一般家庭内にも徐々にロボットが普及しつつあります.その中には,掃除などの家事を支援するものや,人とコミュニケーションを取り心の癒やしを与えるものなど,多彩な機能/効果を持つロボットが登場してきています.一方,現在普及しているロボットは床面を移動するものが多く,床面に直接物や家具を置く場合が多い日本の家屋では,ロボットの行動範囲が制限される場合があります.
そこで,本研究ではロボットを配置する場所として壁面に着目し,壁面を移動しつつインタラクティブな情報提示を行う壁時計型ロボット「RoboClock」を提案します.
発表
- 鈴木 陽亮,沖 真帆,塚田 浩二: RoboClock: 壁時計型ロボットを用いたインタラクション手法,情報処理学会 インタラクション2015論文集,インタラクティブ発表(プレミアム発表,一般公開発表),pp.889-892 (Mar, 2015). [PDF]