WISS2025:登壇発表・デモ発表

2025年12月3日から5日にかけて定山渓ビューホテル(北海道)で開催された、日本ソフトウェア科学会の国内シンポジウム WISS 2025: 第33回インタラクティブシステムとソフトウェアに関するワークショップ にて、本研究室の学生らが研究発表を行いました。登壇発表1件とデモ発表7件(+登壇発表した研究のデモ発表1件)で、タイトル等は以下の通りです。


  • 尾本 悦基,塚田 浩二. GPStroke: 複数の歩行軌跡に基づくGPSアート制作手法の提案. 日本ソフトウェア科学会 WISS2025 予稿集, 登壇発表/デモ発表, pp. 67-72. 2025-12. [PDF]
  • 田原 和真,塚田 浩二. 「推しボタンマトリクス」の提案とその応用. 日本ソフトウェア科学会 WISS2025 予稿集, デモ発表 1-A03. 2025-12. [PDF]
  • 今野 佑星,塚田 浩二. 雑草アイコンを用いたタスク管理システムの提案. 日本ソフトウェア科学会 WISS2025 予稿集, デモ発表 1-A09. 2025-12. [PDF]
  • 穂積 佳,塚田 浩二,吉田 博則. 機能性繊維を用いた組紐型デバイスの伝統的道具への応用. 日本ソフトウェア科学会 WISS2025 予稿集, デモ発表 1-C07. 2025-12. [PDF]
  • 今枝 和暉,田原 和真,塚田 浩二. Pole-Scale VR:ポール状デバイスを用いた省スペースなルームスケールVR環境の提案. 日本ソフトウェア科学会 WISS2025 予稿集, デモ発表 2-C05. 2025-12. [PDF]
  • 鈴木 麻央,沖 真帆,塚田 浩二. 可動式レンズアレイを用いた情報提示手法の基礎検討. 日本ソフトウェア科学会 WISS2025 予稿集, デモ発表 2-C11. 2025-12. [PDF]
  • 川尻 千遥,塚田 浩二. レイアウトと触感をカスタマイズ可能なゲームコントローラの提案. 日本ソフトウェア科学会 WISS2025 予稿集, デモ発表 3-C09. 2025-12. [PDF]
  • 澤谷 樹,塚田 浩二. インタラクティブな独楽型残像ディスプレイの提案. 日本ソフトウェア科学会 WISS2025 予稿集, デモ発表 3-C19. 2025-12. [PDF]

今年も塚田先生がプログラム委員長を務め、特別講演企画として、WISS卒業生にお話を伺うトークセッションを実施しました。過去にWISSで登壇発表経験があり博士号をお持ちの、様々な分野で活躍されている4名(小松氏、小室氏、門村氏、神原氏)をお呼びして、WISSや研究の経験が現在にどう活かされているのか等についてご対談いただきました。

以下、発表中の写真等を掲載いたします。おつかれさまでした!

※掲載写真の一部に、WISS2025の運営が撮影・共有してくださった写真を使わせていただいております。

2025年度新雪プログラムの採択

一般社団法人新雪 による 、2025年度「北海道ITクリエータ発掘・育成事業(新雪プログラム)」に、塚田研究室 修士1年の尾本君の提案が採択されました。

日常における歩行軌跡の組み合わせによる創造的歩行促進システム「GPStroke」
尾本 悦基 (公立はこだて未来大学)
https://shinsetsu.hokkaido.jp/koubo/2025_result

新雪プログラムは、北海道在住の若手ITクリエータの発掘と育成を目的とした事業です。詳細は新雪のWebページをご覧ください。

UIST2025:デモ発表

2025年9月28日から10月1日にかけて、韓国・釜山で開催された The 38th Annual ACM Symposium on User Interface Software and Technology(UIST2025) にて、2件のデモ発表を行いました。発表した学生は色々と学びがあったとのこと。みなさまお疲れ様でした!


  • Kaito Sakoda, Amane Tai, and Koji Tsukada. Slime-Molder: Fabrication System for Human–Slime Mold Co-Creation. In Adjunct Proceedings of the 38th Annual ACM Symposium on User Interface Software and Technology (UIST Adjunct ’25). Article 52, pp. 1–3. 2025. https://doi.org/10.1145/3746058.3759007
  • Tomoya Itagaki and Koji Tsukada. SorToio: Learning Support System for Algorithm using a Small Swarm Robot. In Adjunct Proceedings of the 38th Annual ACM Symposium on User Interface Software and Technology (UIST Adjunct ’25). Article 53, pp. 1–3. 2025. https://doi.org/10.1145/3746058.3759005

インタラクション2025と第212回HCI研で発表

2025年3月2日から4日にかけて学術総合センター内 一橋記念講堂(東京都)で開催された情報処理学会のインタラクション2025シンポジウムにて、8件のデモ発表を行いました。また、2025年3月5日から7日にかけて芝浦工業大学(東京都)で開催された第212回ヒューマンコンピュータインタラクション研究発表会にて、3件の登壇発表を行いました。詳細は以下の通りです。


  • 穂積 佳, 塚田 浩二, 吉田 博則. 導電糸とサーモクロミック糸を用いた 入出力が可能な組紐型デバイスの製作. 情報処理学会 インタラクション2025論文集, インタラクティブ発表(プレミアム発表), 3B58, pp.1272-1277. 2025-3. [PDF]
  • 木下 瑠理, 梶村 拓斗, 塚田 浩二. BATTARI: 日常動作の一致をきっかけに 遠隔遭遇を可能とするシステム. 情報処理学会 インタラクション2025論文集, インタラクティブ発表, 3B38, pp.1176-1178. 2025-3. [PDF]
  • 尾崎 陽彦, 塚田 浩二. 日用品の特性に基づくVRコントローラの基礎検討. 情報処理学会 インタラクション2025論文集, インタラクティブ発表, 3B37, pp.1172-1175. 2025-3. [PDF]
  • 長谷川 晃汰, 塚田 浩二. 多様なデザイン性を考慮した基板上の部品配置支援システム. 情報処理学会 インタラクション2025論文集, インタラクティブ発表, 3B32, pp.1148-1152. 2025-3. [PDF]
  • 桃井 悠汰, 塚田 浩二. 消極性コミュニケーションを支援するウェアラブルディスプレイの提案. 情報処理学会 インタラクション2025論文集, インタラクティブ発表, 2B44, pp.805-808. 2025-3. [PDF]
  • 家山 剣, 塚田 浩二. デジタルツインを活用した小型ロボットとテクスチャを組み合わせた情報提示手法の探索. 情報処理学会 インタラクション2025論文集, インタラクティブ発表, 2B19, pp.701-704. 2025-3. [PDF]
  • 島田 麻飛, 塚田 浩二. EMSmile: EMS を用いた自然な笑顔支援システム. 情報処理学会 インタラクション2025論文集, インタラクティブ発表, 1B32, pp.364-366. 2025-3. [PDF]
  • 中尾 実柚, 沖 真帆, 塚田 浩二. レンズアレイを拡張したハイブリッド点字表現の基礎検討. 情報処理学会 インタラクション2025論文集, インタラクティブ発表, 1B37, pp.377-380. 2025-3. [PDF]
  • 家山 剣, 塚田 浩二. 例示プログラミングを活用した小型ロボットとテクスチャを組み合わせた情報提示手法の探索. 情報処理学会研究報告, 2025-HCI-212(8), pp.1-8. 2025-3. [PDF]
  • 桃井 悠汰, 塚田 浩二. 消極性コミュニケーションを支援するウェアラブルディスプレイの試作. 情報処理学会研究報告, 2025-HCI-212(9), pp.1-8. 2025-3. [PDF]
  • 高澤 佳乃, 塚田 浩二. 日用品のさりげない動きを用いた誘目性のデザイン. 情報処理学会研究報告, 2025-HCI-212(10), pp.1-7. 2025-3. [PDF]

情報処理学会論文誌への論文掲載

情報処理学会論文誌(ジャーナル)Vol.66, No.2に、以下2つの論文が掲載されました。

  • 田原 和真, 塚田 浩二. 動的に押し心地が変化する押しボタンの試作と評価. 情報処理学会論文誌, Vol.66, No.2, pp. 354-365. 2025-2-15. https://doi.org/10.20729/0002000027 [PDF]
  • 鎌田 航誠 高橋 治輝, 塚田 浩二. 導電性・強磁性・および土台の可撓性を持つ毛構造の造形手法と評価. 情報処理学会論文誌, Vol.66, No.2, pp. 381-390. 2025-2-15. https://doi.org/10.20729/0002000029 [PDF]

修士1年の田原君の論文は、押下圧とクリック感を動的に変更可能にする押しボタンスイッチを提案し、実装、活用例、評価結果を報告しています。[関連ページ]
修士2年の鎌田君の論文は、3Dプリンタを用いた毛構造の造形手法に導電性・強磁性などを備える素材を取り入れることで、タッチ検出や触覚フィードバックなどのインタラクション研究への応用が可能な制作例を提示しました。また、感性指標(例:柔らかさ)から毛の長さや間隔を調整する設計支援システムを実装しています。[関連ページ]

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