2022年5月17日に、電子工作セミナーを塚田研究室と角研究室と合同で行いました。M5StickC(色々入っているディスプレイ付きマイコン)の扱いを学ぶハンズオンを行った後、グループに分かれてアイデア出しや実装を行うワークショップを実施しました。最後に、簡単な成果発表をしてもらいました。各グループの発表がとても面白かったのですが、ここではセミナーの雰囲気がわかる写真を少し掲載します。
レンチキュラキーホルダーワークショップの開催
2022年3月20日に、FabLab SENDAI さんにて【 角度を変えるとイラストが変わる!キーホルダーワークショップ 】を開催しました。UVプリンタで作ったレンズシートと画像パターンを重ね合わせて、見る角度によって違う絵柄に変化するキーホルダーを作る内容です。
こちらには、修士学生の島元諒さんが取り組んでいる研究、カスタマイズ可能な二次元レンチキュラを用いた多視点情報提示手法 の技術が使われています。
キーホルダーのサンプル動画とワークショップ中の写真の一部を、以下に掲載いたします。
ご参加くださった方々、また、場の提供のみならず様々なサポートを行ってくださった FabLab SENDAI の小野寺さんと大網さん、ありがとうございました!何かご意見がございましたら、島元さんかこちらのWebフォームまでご連絡ください。
第63回EC研究会で発表
2022年3月18日にオンラインで開催された、第63回情報処理学会エンタテインメントコンピューティング研究会研究発表会にて、学部4年の2名が以下の発表を行いました。
- 袴田 結女,沖 真帆,塚田 浩二.RayLeight: レイリー散乱を用いたマトリクスディスプレイの提案.研究報告エンタテインメントコンピューティング(EC),2022-EC-63(12),pp.1-7.2022-03-11.[PDF]
- 晴山 京汰,塚田 浩二.MagTile:多様な操作が可能なマグネット式インタフェースの試作.研究報告エンタテインメントコンピューティング(EC),2022-EC-63(14), pp.1-8.2022-03-11. [PDF]

インタラクション2022:デモ発表・受賞
2022年2月28日から3月2日にオンラインで開催された国内学会インタラクション2022にて、以下のインタラクティブ発表を行いました。塚田研所属の学部4年生の研究5件と、プロジェクト学習(※本学3年生向けの通年授業)から2件です。
- 山本 侑吾,塚田 浩二.可変抵抗に操作感を付与するためのインタラクティブな機構モデリング支援ツール.インタラクション2022論文集,インタラクティブ発表,1D-07,pp.160-163,2022-02-28.[PDF]
- 佐藤 佑亮,塚田 浩二.自動車内の状況を反映可能なスマートステッカーの提案.インタラクション2022論文集,インタラクティブ発表(プレミアム発表),3D-03,pp.400-402,2022-03-01.[PDF]
- 近藤 勝伍,塚田 浩二.鬼剣舞の練習を支援するシステムの提案.インタラクション2022論文集,インタラクティブ発表(プレミアム発表),4D-03,pp.522-525,2022-03-01.[PDF]
- 阿保 信宏,塚田 浩二.PartsSweeperを拡張した部品整理手法の提案.インタラクション2022論文集,インタラクティブ発表(プレミアム発表),4D-05,pp.529-533,2022-03-01.[PDF]
- 野間 直生,塚田 浩二.車内コミュニケーションを支援する視点共有手法の提案.インタラクション2022論文集,インタラクティブ発表(プレミアム発表),6D-02,pp.751-754,2022-03-02.[PDF]
- 迫田 海斗,渡会 隆哉,長嶺 和弥,椛沢 昂希,齋藤 巴菜,岡本 誠,竹川 佳成,塚田 浩二,佐藤 直行,伊藤 精英.SENSE OF LIFE:動物の鼓動を比較/体感可能な触覚提示装置.インタラクション2022論文集,インタラクティブ発表,5D-12,pp.681-683,2022-03-02.[PDF]
- 家山 剣,古町 昂大,和田 颯平,丹野 夏海,塚田 浩二,安井 重哉.POP UP SHELF:物理的に本を駆動可能なインタラクティブな本棚の提案.インタラクション2022論文集,インタラクティブ発表,6D-07,pp.773-775,2022-03-02.【インタラクティブ発表賞(一般投票)】[PDF]
このうち、学部3年の家山君達の発表が、3日目のインタラクティブ発表賞(一般)を受賞しました。この発表内容に関する動画を以下に掲載します。
また、発表に関するキャプチャを掲載します。みなさまお疲れ様でした。

学生奨励賞の受賞
第194回HCI研究会で発表したM1の綿谷君の研究が、学生奨励賞を受賞しました。
綿谷 晃太郎(公立はこだて未来大学)
http://www.sighci.jp/contents/page/news
「音を用いたカジュアルな遠隔コミュニケーションの拡張手法の提案」

WISS2021:発表・受賞
2021年12月8~10日に開催された 第29回インタラクティブシステムとソフトウェアに関するワークショップ (WISS2021) に参加し、以下の発表を行いました。川谷君はサイバーエージェント賞を受賞しました。
- 晴山 京汰,塚田 浩二.多様な操作が可能なマグネット式インタフェースの提案.WISS2021予稿集.デモ発表,3-B04. 2021-12.[PDF]
- 島元 諒,塚田 浩二.UVプリンタを用いた二次元レンチキュラのカスタマイズ性の検討と試作.WISS2021予稿集.デモ発表,3-R-13.2021-12.[PDF]
- 川谷 知寛,塚田 浩二,栗原 一貴.実世界と順序型コンテンツを連携したIoTプログラミング学習支援システム.登壇発表(ロング)/デモ発表.WISS2021予稿集,pp.43-49.2021-12.[PDF]【サイバーエージェント賞】
今年のWISSは、現地とオンラインを組み合わせたハイブリッド方式で開催されました。現地・遠隔からの発表者・参加者が混在し、オンライン会議ツールやチャットツール等を活用しながら各研究について議論が行われました。
塚田研メンバーは現地会場(静岡県浜松市)に参加しました。その様子の一部を写真でお届けします。
たくさんのフィードバック、ありがとうございました。
WISS運営のみなさま、発表者のみなさま、参加者のみなさま、おつかれさまでした!
NoMaps2021への出演
10月13~17日にかけて、札幌市/北海道の産学官の連携企画 NoMaps Conference 2021 がオンライン開催されます。
10月14日18:00~19:00のチャンネルAにて、塚田先生が出演します。
未踏人材との共創で北海道のDXを加速する!〜NoMaps北海道未踏の考える高度IT人材の活用とは〜
登壇者
塚田浩二 公立はこだて未来大学 准教授
三浦一樹 北海道テレビ放送 ネットデジタル事業部
伊藤博之 クリプトン・フューチャー・メディア株式会社 代表取締役 / NoMaps実行委員会委員長
モデレーター
坂本大介 北海道大学 准教授
詳細はこちら
https://no-maps.jp/2021/program/14a1800/
NoMapsカンファレンスには他にもたくさんのイベントがあり、リアルタイム視聴は無料になっています。
是非ご覧ください。
第194回HCI研究会で発表
インタラクション2021:デモ発表・受賞
2021年3月10-12日に開催されたインタラクション2021にて、塚田研から以下のインタラクティブ発表を行いました。また、学部4年生の齋藤君がインタラクティブ発表賞(一般投票)を受賞しました。
- 川谷 知寛,塚田 浩二,栗原 一貴.実世界と動画を連携したIoTプログラミング学習支援システム.インタラクション2021論文集,インタラクティブ発表(プレミアム発表),1A01,pp.103-108,2021-03-10.[PDF]
- 塚田 浩二,新山 大翔,沖 真帆.可変抵抗にクリック感と重みを付与する外骨格機構の提案.インタラクション2021論文集,インタラクティブ発表(プレミアム発表),1B02,pp.193-197,2021-03-10.[PDF]
- 嵐 冠太,塚田 浩二.タットダンスの練習支援システムの提案.インタラクション2021論文集,インタラクティブ発表,2A05,pp.277-280,2021-03-11.[PDF]
- 齋藤 星輝,塚田 浩二.足音から歩行をデザインする靴の提案.インタラクション2021論文集,インタラクティブ発表(プレミアム発表),2B01,pp.345-349,2021-03-11.[PDF]
- 大野 湧,塚田 浩二.スコア重畳型のWordCloudを用いたレビュー提示手法.インタラクション2021論文集,インタラクティブ発表,3B10,pp.554-556,2021-03-12.[PDF]
川谷君の発表は、一定の票数を頂いていたようなのですが受賞には届きませんでした。発表を聞いてくださったみなさま、ありがとうございました。
今回の発表にあわせてデモビデオを公開しましたので、よろしければこちらもご覧ください。
AHs2021での登壇発表
2021年2月22~24日に開催された国際学会 Augmented Humans2021 にて、以下の登壇発表を行いました。
- Yura Tamai, Maho Oki, and Koji Tsukada. POV Display and Interaction Methods extending Smartphone. In Augmented Humans Conference 2021 (AHs’21). pp.183–191. 2021. [PDF]
スマートフォンを回転させて残像表示を行う手法と、静止/回転を組み合わせたインタラクション手法を提案した研究です。2019年度に卒業した玉井君の修士研究の内容になります。プロジェクトページはこちら。