複数の歩行軌跡に基づくGPSアートを用いた歩行促進アプリの提案

ウォーキングやランニングなどの歩行活動は,健康維持やメンタルヘルスの向上に効果があるが,多忙などを理由に運動時間を確保できない人が多い.従来の歩行促進手法では,運動のためにまとまった時間が必要であることが課題となっていた.そこで本研究では,GPS アートを活用した新しい歩行促進手法を提案する.提案するシステムは,ユーザが歩行時に記録した軌跡を組み合わせて作品を制作・閲覧できる機能を備えており,楽しみながら日常生活の中で自然に歩行活動を促進することを目指している.

発表

  • 尾本 悦基, 塚田 浩二. 複数の歩行軌跡に基づくGPSアートを用いた歩行促進アプリの提案. 日本ソフトウェア科学会 WISS2024 予稿集, デモ発表 3-B12. 2024-12. [PDF]

スマートフォンを拡張したインタラクティブな残像ディスプレイの提案

LED アレイ等を用いた残像ディスプレイは,浮遊感のある特徴的な映像表現等から幅広く利用されているが,インタラクティブ性に乏しいという制約があった.本研究では,スマートフォンと独自の回転ユニットを搭載したケース,及び専用アプリケーションを組み合わせて,インタラクティブな回転式残像ディスプレイを提案/試作する.さらに,様々なアプリケーションの実装を通して,残像ディスプレイを通した新しい体験やインタラクション手法の構築を目指す.

提案システムのコンセプト


発表

  • Yura Tamai, Maho Oki, and Koji Tsukada. POV Display and Interaction Methods extending Smartphone. In Augmented Humans Conference 2021 (AHs’21). pp.183–191. 2021. [PDF]
  • 玉井 由良,塚田 浩二, スマートフォンを拡張した残像ディスプレイとインタラクション手法の提案, WISS2019論文集,登壇/デモ発表,pp.49-54,Sep,2019. [PDF]
  • 玉井由良,沖 真帆,塚田浩二,スマートフォンを拡張したインタラクティブな残像ディスプレイの提案,情報処理学会研究報告,2018-EC-50(5), pp.1-5 (2018-12-14). [PDF]
  • 玉井由良,沖真帆,塚田 浩二,スマートフォンを拡張したインタラクティブな残像ディスプレイの提案 ,エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2018論文集, pp.39-42, Sep, 2018. [PDF]

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