EC2017でのデモ発表&受賞

2017年9月16~18日に仙台の東北大学で開催されたエンターテイメントコンピューティング2017(EC2017)にて、下記2件のデモ発表を行いました。

  • 本間 貴士 , 沖 真帆 , 塚田 浩二,ブラインドを拡張したインタラクティブ・ディスプレイの提案,エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2017論文集, pp.446-448, Sep, 2017.【PDF】
  • 杉山 圭 , 沖 真帆 , 塚田 浩二, 透紙: 紙媒体の質感を拡張する表現手法の提案, エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2017論文集, pp.441-443, Sep, 2017. 【PDF】

 

 

なお、本間君の発表は情報処理学会東北支部賞を受賞しました。ありがとうございました。

ACM Interactions に記事掲載

ACM Interactions Magazine(Issue: XXIV.5 September – October 2017)の DemoHourにて、
Sparklryプロジェクトを紹介いただきました。TEI2017のArtTrackで展示したプロジェクトで、宝石のきらめきをLEDで拡張するシステムです。

  • 掲載情報
    • Hyosun Kwon, Holger Schnädelbach, Boriana Koleva, Steve Benford, Tom Schofield, Guy Schofield, Maho Oki, Koji Tsukada, Daniel Harrison, Richard Banks, Tim Regan, and Martin Grayson. 2017. Demo hour. interactions 24, 5 (August 2017), 8-11. [LINK]
      • Maho Oki and Koji Tsukada, Sparklry: Designing “Sparkle” of Interactive Jewelry
  • Web版の記事URL
  • Sparklryのプロジェクトページ

  

Ubicomp2017でのデモ発表

2017年9月13~15日にハワイのマウイ島で開催されたUbicomp2017にて、「StandOuter」のデモ発表を行いました。
StandOuterは、第三者の視線を考慮しつつ姿勢が乱れたその場を中心に悪癖の発生を通知するシステムで、修士1年の西田君が進めている研究プロジェクトです。

  • Tatsuki Nishida and Koji Tsukada, StandOuter: interactive outerwear for improving posture using self-conscious feelings, In Proceedings of the 2017 ACM International Joint Conference on Pervasive and Ubiquitous Computing and Proceedings of the 2017 ACM International Symposium on Wearable Computers (UbiComp ’17). pp. 273-276, Sep, 2017.
  • StandOuterの詳細ページ

情報処理学会論文誌への論文掲載

2017年5月16日に公開された情報処理学会論文誌にて、下記論文が掲載されました。

   

本論文では、タブレット端末等のカメラ/タッチパネルからそれぞれ認識可能な二次元コード「CapacitiveMarker」を開発し、基本性能の評価およびインタラクション技法に関する議論を行いました。

筆頭著者である池田君は2014年度の卒業生ですが、他大学の大学院に移動した後に塚田研での卒研内容をまとめて論文誌に投稿し、採録されました。

松前さくらまつりでのワークショップ

GWに北海道松前郡で開催された松前さくらまつりにて、Fabに関する展示・ワークショップを行いました。具体的には、現地の桜や松前にゆかりのあるモチーフを取り入れた小物を制作するプログラムを用意し、さくらまつりの来場者の方に声を掛けて参加してもらいました。制作する小物は「桜キャンドル」「桜コースター」「松前モチーフを刻印したレザークラフト」の3種類。型などの道具はFAB機材で設計・出力しており、参加者の方々にはその旨を説明したり実際に動く機材を見て頂いて、FABでできることの一端を体験してもらいました。

 
制作物のサンプル。3Dプリンタとレーザーカッターで型・筐体・型押し器具を作成。

 

  
ワークショップの様子。キャンドルとコースターに使った花びらは、さくらまつり担当者さまから許可を頂いた現地の桜を採集しました。

 
レザークラフト(キーホルダー制作)の様子。基本は用意した型でプレスして金具を取付けるのみですが、希望者にはその場で名前の型データを作成して3Dプリンタで出力・型押しすることも行いました。

 

桜に囲まれた環境でワークショップできるのは貴重な体験でした。参加者のみなさま、準備して当日がんばった学生のみなさま、ありがとうございました。

 

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