2015年3月5~7日に東京の日本科学未来館および東京国際交流館で開催された「インタラクション2015」に,塚田研も参加・発表してきました:インタラクション公式ページへのリンク
例年未来館で行われていた本学会,今年は少しイレギュラーで,口頭発表は未来館の7F,インタラクティブ発表は東京国際交流館3F(未来館の向かいにある別の建物)で行われました.3日間を通して参加者は700人を超えたそうです.
また,キーノートは,これまで Microsoft Research と Xerox PARC の研究員を経て現在Potsdam University 教授のPatrick Baudisch.以前の研究とは大きく変わり,最近取り組んでいる多くのFAB研究についてご紹介頂きました:キーノート概要へのリンク
口頭発表の質疑応答の様子
口頭発表会場の聴衆側
インタラクティブ発表会場1
インタラクティブ発表会場2 (他にも部屋がありました)
塚田研からは,下記インタラクティブ発表(デモ発表)を行いました.
- 池田 昂平,塚田 浩二: CapacitiveMarker: 接触認識可能な2次元コードを用いたインタラクション手法(3/7:一般公開発表, プレミアム発表)【公式ページのカタログへのリンク】
- 鈴木 陽亮,沖 真帆,塚田 浩二: RoboClock: 壁時計型ロボットを用いたインタラクション手法(3/7:一般公開発表,プレミアム発表)【公式ページのカタログへのリンク】
- 熊谷 明音,沖 真帆,塚田 浩二: LEGOrics: 外観を保ちつつ電気的に拡張したLEGOブロックの提案(3/6,プレミアム発表)【公式ページのカタログへのリンク】
- 沖 真帆,塚田 浩二: Sparklry: きらめきをデザインするインタラクティブ・ジュエリー(3/5,プレミアム発表)【公式ページのカタログへのリンク】
今年のインタラクションでは,プログラム委員会による簡易査読でスコアが高かったインタラクティブ発表論文の内上位45件(全投稿数の約20%)をプレミアム発表と呼ぶ仕組みとなっており,塚田研では4件選ばれました.
また,1日70~75件のインタラクティブ発表が行われ,その日のベストインタラクティブ賞を決めるための投票が毎日行われました.塚田研での入賞はありませんでしたが,下記2件は多くの票を頂き,上位(?)に入ることができました.
1件あたり30秒で発表内容を説明するインタラクティブ発表概要にて,発表する鈴木君.
同じくインタラクティブ発表概要で発表する池田君(と塚田先生).
熊谷さんの発表の様子.発表を見に来る人が途切れることなく,最後まで盛況でした.
池田君の発表の様子.
プレミアム枠のインタラクティブ発表は,インタラクションのPC委員達が訪れ短時間で質疑を行う大名行列が行われました.PC委員が交互に高速に質問するため,嵐のような時間でした.
大名行列中の沖の様子.
大名行列中の鈴木君の様子.
学生&研究員は3日間連続でインタラクティブ発表(&準備&撤収)があり,塚田先生はPC副委員長とデモ委員長の業務で走り回り,口頭発表を見ることが叶いませんでした…が,すべてニコニコ動画タイムシフトで閲覧可能なので後から見ましょう!:口頭発表プログラムへのリンク
最終日の最後に,塚田研で記念撮影.
インタラクションに携わったすべての皆様,おつかれさまでした!