塚田研究室では2014年11月28日に,DMM.make AKIBAの見学を行いました.総額5億円の開発用機材が並ぶと噂されるDMM.make AKIBAですが,その様子を今回お伝えいたします.
DMM.make AKIBAとは?
DMM.make AKIBAとは,ハードウェア開発においての機材・拠点・相談の問題をトータルでサポートしてくれる総合型のモノづくり施設です.場所は東京・秋葉原で,駅から徒歩5分程度にある富士ソフト秋葉原ビル内にあります.今回は,オープン直後のお忙しい時期に,お邪魔させていただきました.下記で写真と共に当時の様子を振り返ります.
入口のウェルカムボードは黒板で,手書きされたイラストが書かれていました.入口以外にも,施設内の至る所の壁が黒板となっていて,求人情報などが掲載されていることも….
中学や高校でのお馴染みのボール盤やNC加工機などがスペースにありました.試験用の電波暗室や水圧試験機なども用意されており,「大量生産の一歩手前までのすべてを行える設備」とのこと.
各機械には,黄色い札が貼ってあります.料金や使用するためにライセンスが必要である…などの情報を分かりやすく表現されていました.
奥の部屋には,飛行機や自動車のエンジンの設計などで使われるという「プロ御用達」のソフトウェアがインストールされたパソコンがズラリ.試作したプロトタイプを修正したくなったら,その場で直して,すぐ作り直せる環境となっています.PDCAサイクルが回しやすそうですね.
先ほどの部屋に限らず,用途ごとに分けられた部屋が多数用意されていました.たとえば上の写真の部屋は,動作チェックの為のオシロスコープや,疑似的にLTEや3G回線を再現できる機械などが置いてありました.このような機械は全て時間貸し料金とのこと.わかりやすい料金のシステムです.
今回は見学のみならず,インキュベータの方々に向け,自分たちの研究をお披露目させていただく機会がありました.多数の貴重なフィードバックをありがとうございます!
皆様,お忙しいところありがとうございました!