SlimeMolder:粘菌ファブリケーションのための自動培養システム

本研究では,粘菌をデジタルファブリケーションの系に組み込むための自動培養システムを提案する.粘菌は環境や刺激に応じて,広がり方が異なる特性を持ち,HCI 研究や芸術表現にとって可能性のあるマテリアルである.一方,粘菌の培養を日常生活環境で行うことは難しい.湿度や温度を一定に保ったり,餌を適度に与えるだけでなく,培地を定期的に交換する必要がある.そこで,本提案では粘菌の自動培養装置「SlimeMolder」を開発し,多彩なインタラクションや表現分野で活用可能な,粘菌ファブリケーション基盤を構築する.

発表・採択

  • 迫田 海斗.粘菌ファブリケーションのための粘菌の自動培養システム.独立行政法人情報処理推進機構(IPA)2024年度未踏IT人材発掘・育成事業 採択.https://www.ipa.go.jp/jinzai/mitou/it/2024/koubokekka.html (最終アクセス:2024年6月21日)
  • 迫田 海斗, 塚田 浩二. SlimeMolder:粘菌ファブリケーションのための自動培養システム. インタラクション2024論文集, インタラクティブ発表, 3B-35, pp.1220-1222. 2024-3. [PDF]
  • 迫田 海斗.粘菌の自動培養を目的とした「粘菌無限ランニングマシーン」.一般社団法人新雪 2023年度「北海道ITクリエータ発掘・育成事業(新雪プログラム)」 採択.https://shinsetsu.hokkaido.jp/koubo/2023/result (最終アクセス:2023年10月19日)

人と粘菌が共創する表現手法

本研究では、粘菌(真正粘菌モジホコリ)を使用した画材を用いて人と共に作品を生み出す新たな表現手法を提案する。 粘菌には、刺激によって広がり方が変わるという性質と着色できるという性質がある。そこで、着色した粘菌を画材とした「粘菌絵の具」 を作成し、誘因インク・忌避インク・テクスチャ等の刺激を活用することで、人の意図と粘菌のランダム性を組み合わせた表現を目指す。


発表・採択

  • 迫田 海斗,塚田 浩二. 人と粘菌が共創する表現手法. インタラクション2023論文集, インタラクティブ発表, 3B-34, pp.914-916. 2023-3. [PDF]

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