StandOuter:第三者の視点を考慮した姿勢改善手法の提案

概要

人間は長年の生活の中で様々な生活習慣や癖が身につくが,健康に悪影響を及ぼしたり,悪い印象を与える悪癖や悪習慣も存在する.しかし,癖の多くは無意識に現れるので,本人が気づく事は難しい.そのため,癖の矯正には,第三者から癖の発生を指摘してもらうことが大切である.また,悪癖を改善するためには,悪癖の発生時にユーザがそれを認識し矯正すること,長期的にその悪癖を改善しようとするモチベーションを保つことが重要である.
本研究では立姿勢や着座姿勢という人間の姿勢の悪癖に焦点をあてる.姿勢が悪いと肩こりや腰痛など健康に悪影響を及ぼす.また姿勢は,第三者に対して,印象形成の大きな影響を与えている.従って,姿勢は日常生活に与える影響が大きいと考えられる.第三者の視線を考慮しつつ姿勢が乱れたその場を中心に悪癖の発生を通知するシステム「StandOuter」を提案する.また,リアルタイムで第三者への通知を行うフィードバック手法の効果について評価実験を行った結果,姿勢改善の意識付けを与える効果が期待できること,第三者から矯正の指摘を受けやすくなることが分かった.

システム全体の構成図

 

対外発表

  • 西田樹,沖真帆,塚田浩二:StandOuter:第三者の視点を考慮した姿勢改善手法の提案,
    ソフトウェア科学会WISS2016 論文集,pp.305-306.[pdf]